from:高柳 渉
いざ自分で起業して、事業をスタートしようと思っても
・起業するにはどうしたらいいんだろう
・何か必要な手続きがあるのかな?
などと自分の知らないことで困る人もいると思います。
そもそも「どこからが事業スタートなんだ?」と思うかもしれません。
・初めてサービスを提供した日なのか
・自分が起業する!と決めた日なのか
実は、事業のスタートというのは明確に決まっているわけではありません。なので、自分が始めたい時に始めることができます。
でも、個人事業主として事業を始めるためには、やらなければいけないこともあるのでその手続きをしっかりと済ませるようにしましょう。
事業を始める手続き
個人で事業を始めることを「開業」と言います。個人の人が新しく事業を始める際には「開業届」という書類を納税地を管轄する税務署へ提出しなければいけません。
「開業届」は、正式には「個人事業の開業・廃業等届出書」といいます。罰則はありませんが、届出は義務付けられているので、開業届は最低限提出しなければいけない書類になります。
自分の事業として一つわかりやすいスタートになるのが、この開業届を提出した日になります。
また、確定申告で青色申告を選びたい場合には「青色申告承認申請書」という書類も開業届と一緒に提出する必要があります。
人によっては、他の書類も提出しなければいけない場合もあるので、しっかりと調べましょう。
ここまで開業の手続きについて説明しましたが、正直私も基本的なことしか抑えていません。
数年前、私が起業しようと思った時にネットで「起業 始め方」などとググって、どうやら開業届という書類を提出しないといけないらしいという情報にたどり着きました。
当時は「青色?白色?なんだそれ?」というくらいの知識でした。
最終的には、近くの税務署に行き「事業を始めたい」ということを案内係の人に伝えて「じゃあ、こっちの窓口に行ってね」と言われ、行った窓口の人に「開業届を書いてください」と教えてもらいました。
でも、開業届を書いていると、どこに何を書いて、何で書けばいいのかわからず、また近くの係員さんに書き方を教えてもらいながら書類を書きました。
そして、窓口で「青色申告はしますか?」と聞かれ、内心「青色申告ってなんだよ〜汗」と困っていると窓口の人が「青色申告ってわかる?説明しようか?」とナイスフォローをしてくれ、無事に書類を書き終え、提出して窓口の人に呼ばれるまで待っていました。
呼ばれて窓口に行くと提出した書類の複写がもらえ、日付の入った印鑑が押されていました。
自分では何がなんだかわからなかったですが、税務署の人に助けていただきながら手続きを終えて、無事に開業することができました。
こういう専門的なことは、自分で調べることも大切ですが、全て理解することは難しいなと思いました。
つまり、私が何を言いたいかというと自分の慣れていないことや専門外のことは、その道のプロに素直にすぐ聞きに行こう!ということです。
この時、何度も時間を掛けてかけて、ネットで事前に調べていましたが、結局、それだけではわからなかったことも多かったわけです。
それだけで時間が経ってしまうわけです。開業届を提出した当日は、色々と教えてもらっても20分くらいで終えられました。
さすがプロです。きっと年間で何人も私のような人の対応をしてくれているのだと思います。
ネットなどの人を介さないモノには、限界があります。基本的なことはわかりますが、自分だけのオーダーメイドなことはなかなか調べても出てきません。
そんな時に頼りになるのがその道のプロだなと改めて思いました!
事業を始めようと考えているあなたも開業届を提出することを是非、考えてみてください!
それでは、今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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