働きながら事業作りするための時間の作り方

from:高柳 渉

 

働きながら複業(副業)として事業を始めることに興味のある人の多くは「本当に今の仕事を続けながらできるだろうか…」と不安を抱えている人も多いはずです。

 

その不安を抱えている理由は、

 

・今の仕事は、残業もあったり、時間が不規則だからちゃんと取り組めるかわからない。

・仕事以外にも家族や家事などの時間が作れないかも。

 

などと不安な理由があると思います。

 

今日は、不安を抱えているそんなあなたに働きながらしっかりと事業作りができる方法をお伝えします!

 

複業(副業)の課題

複業(副業)を始めるにあたっての一番の課題は「時間の確保」です。

これは、あなたも課題に感じているのではないでしょうか?

 

実は、あなた以外の人も「時間の確保」については課題に思っています。

この【5000名以上の正社員に聞く「副業」実態調査「エン転職」ユーザーアンケートの調査結果】を見てみましょう。

 

図1【5000名以上の正社員に聞く「副業」実態調査「エン転職」ユーザーアンケートの調査結果】・調査方法:インターネットによるアンケート・調査期間:2017年4月3日~4月30日・調査対象:『エン転職』利用者で20~40代の正社員・有効回答数:5,584名より

 

このアンケート調査の「副業する際に難しかった(難しそうだと思う)ことを教えてください(複数回答可)」という問いでは、図1のように第一位は「時間管理」(経験者63%:未経験者68%)なのです。

 

図2【5000名以上の正社員に聞く「副業」実態調査「エン転職」ユーザーアンケートの調査結果】・調査方法:インターネットによるアンケート・調査期間:2017年4月3日~4月30日・調査対象:『エン転職』利用者で20~40代の正社員・有効回答数:5,584名より

 

もう一つ「副業を実現するために必要だと思うスキル・能力を教えてください(複数回答可)」という問いでは、図2のように第一位は「時間管理能力」(経験者65%:未経験者72%)という結果でした。

 

この調査結果を見て、あなたはどう感じましたか?

 

私は「専門的なスキル」が複業(副業)する上での課題になっている人が多いと思っていましたが、この調査結果のように「時間管理」に関して、多くの人が課題に思っていることがわかりました。

 

このことから複業(副業)するための時間の確保や使い方に関しての問題を解決することが重要になります。

 

時間を確保する方法

時間を確保するということは、とても難しいことです。なぜなら、時間は一日24時間と有限だからです。単純に会社員として働いている人なら平日は、

 

・1日9時間の勤務

・通勤時間1日往復2時間

・睡眠時間1日7時間

 

としてもこれだけで合計18時間です。1日の残りは、あと6時間しかありません。

もちろん、もっと勤務時間や通勤時間が長い人もいるでしょうし、家族と過ごしたり、家事をやる時間も必要になります。そうなると、平日は実質1〜2時間しかまとまった時間が取れません。

 

でも、ここで強敵が現れます。それはテレビやスマホなどの娯楽です。

家に帰って、夕食を済ませて、テレビやスマホを見ていたらいつの間にか2時間経っていたなんてことは、日常茶飯ではないでしょうか?

 

さらに、恐ろしいのがそれを無意識のうちに行なっているということです。

私たちは、無意識のうちに自分の限られた時間を何かしらに奪われてしまっているのです。つまり、支配されてしまっているのです。

 

この支配されている時間を自分でコントロールできるようになる必要があります。例えば、

 

・家ではダラダラしてしまうのなら休日や平日1〜2時間のまとまった時間を家で過ごすのをやめて、カフェやワーキングスペースに行き、強制的に時間をブロックして、作業するために使う。

・家でテレビやスマホを見るのをやめて、家族と過ごして、家族が寝たら一人で作業するために起きていたり、または朝早く起きたりする。

 

などと自分の時間をコントロールしてみてください。

 

また、隙間時間を活用することも大切です。

 

・通勤時間をスマホのゲームやYouTube、SNSの時間にするのではなく、本を読んでインプットの時間にする。

・スマホを使ってブログを執筆してアウトプットしたり、スマホのメモ機能を使って、事業のチラシの文章を書き溜めたりする。

 

などと実は、使い方次第で隙間時間をとても充実した時間にすることができます。

 

時間は誰しも平等に1日24時間です。

もちろん、それぞれ置かれた状況は異なります。しかし、時間の使い方次第で課題を改善することは可能です。

 

あなたも無意識のうちに奪われている時間はありませんでしたか?

是非、あなたも意識的に時間の使い方を工夫して、複業(副業)するための時間を確保してみてください!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。