from:高柳 渉
起業・複業したい人や自ら事業を営んでいる人、ボランティア活動をしている人の中には
「困っている人を助けたい!」
「自分にできることで悩んでいる人たちを救いたい!」
などという想いを持っている人がいます。
このような想いを持っている人には、本当に素晴らしいと思いますし、尊敬します。
そして、私自身も自分にできることで誰かのためになるようなことをするというのは、一つの目標でもあります。
しかし、そのような想いを持っている人の一部には、自分の生活や家族、将来を犠牲にしてしまっている人たちもいます。
熱く強い想いを持つことは、とても大切ですが、自分自身を犠牲にしてしまっている人についてあなたは、どう思いますか?
もしかしたら、あなたも自分の生活や家族、将来を犠牲にしてしまっていませんか?
・自分が生活していけるだけの稼ぎがない状況のまま無理をして、ボランティア活動に時間を割いてしまっている。
・自分の体を休める時間や家族とゆっくり過ごす時間が無いのにもかかわらず、事業のお客さんの対応に追われてしまっている。
など、自分自身が疲弊してしまうような活動はやめましょう。なぜなら、自分自身が疲弊するような活動は、いつまでも続かないからです。
続かない活動は、最終的にあなたが助けたかった人たち・救いたかった人たちへの迷惑となってしまいます。続かない活動は、その人たちに
「楽しみにしていたのにできなくなってしまうなんて…」
「もっと参加したかったのに…」
と思わせてしまうことでしょう。
実は、まずあなたが押さえておかなければいけないことは、他者を救うことではなく、あなた自身を救うことなのです。それができてから自分以外の人のために動くべきなのです。
あなたの体がボロボロの状態でそれを見たお客さんは、安心してサービスを受けることができるでしょうか?
あなたが忙しすぎて、家庭が崩壊していたらお客さんは悲しみませんか?
生活していくのが厳しかったら一緒にボランティア活動する仲間は、気軽にあなたに仕事を依頼できますか?
もしもあなたが本当に
「困っている人を助けたい!」
「自分にできることで悩んでいる人たちを救いたい!」
と考えているのならまずは、自分を犠牲にせず、自分の生活と家族、将来を大切にすることから始めてください。それがしっかりと守られてから様々な活動を始めても遅くはありません。
素晴らしい夢や目標があっても、取り組む順番は間違えないように気をつけてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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