自分の経験が商品やサービスとなる!

from:高柳 渉

 

お疲れ様です!高柳です。

 

コロナの影響で外出自粛が続いていましたが、先週から少しずつ、学校や仕事が元通りになり始め、私が経営しているクラブのサッカースクールや業務委託のスポーツ教室が再開し始めました。

 

このまま元の日常に戻ってもらいたいですが、経営者としては、万が一の第2波・第3波が来ることを想定して準備していきたいと考えています。

 

では今日は、「スポーツというジャンルで起業・独立したいけれど、何を商品やサービスにすればいいかわからない…」と悩んでいるあなたの為になるような内容をお伝えしたいと思います。

 

自分には商品やサービスがない…

今、会社員として働いている人や学生、フリーターなどどんなキャリアを持っている人でも起業や独立に興味がある人が悩んでしまうのが「自分には商品やサービスとして扱えるモノがない…」ということです。

 

「商品やサービスとして扱えるモノがない」と思ってしまい、起業や独立を諦めてしまう人もいます。

 

しかし、そう思っている人にでもあなた自身が気づいていないもしくは、遠慮しているだけで実は、ほとんどの人が商品やサービスとして扱えるモノを持っています。

 

どんな経験をしてきた?

ほとんどの人が商品やサービスとして扱えるモノを持っているとお伝えしましたが、それが何かというと「あなたがしてきた経験」です!

 

どういうことかというと、人は経験していないことを商品やサービスとして、提供することはできません。なぜなら、経験していないということは「知らない」からです。

 

例えば、あなたは自分の知らない商品やサービスを誰かにおすすめすることはできますか?

できないですよね?なぜなら、使ったことが無いからです。使う経験がなければ、その商品の特徴やどんな効果があったのかなどおすすめする際に伝える必要があることを伝えることができません。

 

逆に、使った経験があれば、その商品の特徴やそんな効果があったのか知っているので、自分の経験を伝えることができます。

 

 

私も今まで自分の経験してきたことから商品やサービスを作ってきました。

 

例えば、

 

< 経験 → 商品やサービス >

・体育の先生 → スポーツ指導

・サッカー指導者 → サッカースクール

・ゴールキーパー → ゴールキーパーのパーソナルトレーニング

・起業したこと → 起業コンサルティング

・集客したこと → 集客代行サービス

・WEBサイトを作ったこと → WEBサイト制作サポート

 

などなど、自分の積み上げてきた経験が商品やサービスとなってきました。

 

 

あなたは今までどんな経験をしてきましたか?

 

きっとあなたも様々な経験をしてきているはずです。

実は、あなたがしてきた経験が商品やサービスになり、起業や独立ができるのです。

 

自分の経験を否定しない

でも、起業・独立したい人に多いのが自分の過去の経験を否定してしまっている事です。

 

・本当は、違うことがやりたかった…。

・今の会社で無駄な時間を過ごしてしまった…。

・今までやってきたことが何にも役に立たない…。

・こんなはずじゃなかったのに…。

 

などと、自分の過去を受け入れることができていないのです。

もしかしたら、自分の経験を否定し、受け入れることができていないからあなたの商品やサービスとなるモノが見つけられていないのかもしれません。

 

 

実は、私自身もずっと自分の過去を受け入れることができない時がありました。

 

ちゃんと正社員だったことも少なく、起業しても鳴かず飛ばずだったり、自分が稼ぐことができず家族を養うこともできず、ずっと自分自身にコンプレックスのようなものを抱いていました。

 

でもある時、お世話になっているコンサルタントの方に「自分くらい自分のことを受け入れて、認めてあげようよ。」という言葉を掛けていただきました。

 

 

この時、自分だって他の人と同じように、他の人ができないような経験もたくさんしてきていることに気づきました。それをキッカケに自分の経験を商品やサービスとして、自信を持って様々なお客さんに提供することができました。

 

あなたも実は、色々な経験をしてきているはずです。起業するために、過去の自分と経験を受け入れ、どんな経験が商品やサービスにできるかを是非考えてみてください!