スポーツ教室の売上が生まれた理由

from:高柳 渉

 

お疲れ様です!高柳です。

本日は、私が経営しているforLIFE日野で実際にあったことについて、あなたのスポーツ教室やスポーツクラブに応用できるのではないかと思ったのでシェアしていきたいと思います!

 

・なかなかスポーツ教室の売上が上がらない…。

・スポーツ教室の売上が毎月バラバラで安定しない…。

・まだスポーツ教室で起業して数ヶ月で全く手元に利益が残らない…。

 

などとスポーツ教室の売上や利益の確保に関して悩んでいる方は、必ず読んでいただきたいです!

 

8月のサッカー教室

forLIFE日野のサッカー教室では、小学生の夏休みとなる8月は基本的に活動をしません。理由は、夏休みという長期休みで多くの時間を家族で過ごしてほしいと考えているからです。

 

もし、サッカー教室があるとそれを理由に家族旅行やお出掛けができなくさせてしまうのが嫌だったので、定期の活動はしていませんでした。

 

活動はしない。ということなので、サッカー教室の月会費も8月分はいただきません。そうなると、8月分のサッカー教室の売上は全くありません。しかし、スタッフの給料をはじめ毎月必ず掛かる経費は、いつも通り支払わなければいけません。

 

長期休みにこのような状況になるスポーツ教室やスポーツクラブは多いのではないでしょうか?

または、活動が無くても「年間日数で会費を取っているので…」と言って会費を取っている場合、お客さんから「夏休みで活動が無いのに会費取るんですか?」と意見されたこともありませんでしたか?

 

どちらにせよ問題は、「スポーツ教室の売上が無い」ということです。この問題、活動が無い月だけのことであればいいですが、これが年間通して「スポーツ教室の売上が無い」状況であれば、そのスポーツ教室は大赤字です。

 

このような状況を放っておくと、、、

 

・スポーツ教室の売上は上がらず、利益も確保できず、スタッフに給料を払い続けられるか?という不安がいつまでも無くならない…。

・スポーツ教室の備品や会場費などの経費を使ったら自分の給料が無くなってしまう…。

・スポーツ教室の集客をしたくても広告費にお金を掛けられないのでいつまでも今の苦しい状況が変わらない…。

 

などと、あなたのスポーツ教室を経営していくことが厳しくなってしまうでしょう。そうならないためにも、しっかりとスポーツ教室の売上を上げていかなければいけません。

 

売上を生み出した事例

先程、お伝えした「スポーツ教室の売上が無い」問題。この問題に対して、行った施策が短期間のイベントの開催です。

 

サッカーや自然体験を含んだ一泊二日の宿泊イベント、そして、夏休みの自由研究のための工作イベントを開催し、参加費をいただきました。もちろん、宿泊費や移動費、講師料、材料費ばどの経費は掛かりましたが、それを踏まえての参加費となっています。

 

この2つのイベントを開催したことで8月のサッカー教室の売上が無くなってしまう問題を解決することができました。ちなみに、利益は通常よりも上がっていました。

 

さらに、スクール生もスタッフも休みを取って家族と過ごす時間を作って欲しいという本来の目的も短期間のイベントだったので果たすことができました!

やってほしいこと

ここまでの話を聞くと「じゃあ、イベントやればいいのか!」と考えてしまうと思いますが、必ずしも日帰りや宿泊のイベントを開催すればいいというわけではありません。今回の事例は、問題を解決することができた一つの方法です。

 

スポーツ教室の売上を上げるためにあなたにやってほしいことは、

 

「お客さんに対して、商品やサービスを案内する」

 

ということです!

 

お客さんに商品やサービスを案内するとお伝えすると、少し嫌な人もいるかもしれません。もしかしたら、あなたも嫌ですか?

それは「案内する」=「売る」と考えてしまっているかもしれません。「押し売り」や「売り込み」という言葉があるように無理やり「売る」という悪いイメージを持ってしまっているのではないでしょうか?

 

もちろん、「押し売り」や「売り込み」ではお客さんに購入してもらうことはなかなか難しいと思います。でも、「案内する」=「提案する」と考えてみてはどうでしょうか?

 

購入する・しないの選択権は必ずお客さんが持つように「こういうイベントを今度やるんですが、参加してみませんか?」とお客さんとの会話やお手紙でお伝えしましょう。「売る」のではなく、「提案する」のです。

 

紹介した事例では、少し遠出するようなイベントでしたが他にも、

 

・2,3日間の短期集中教室

・週1回通っている会員に対して、週2,3回に回数を増やす

・集団クラスに加え、少人数クラス、パーソナルレッスンのお知らせ

 

などもあります。

 

あなたのスポーツ教室やスポーツクラブでも、

 

「お客さんに対して、商品やサービスを案内する」

 

あなたからの商品やサービスの案内がキッカケとなって、スポーツ教室の売上が上がるようになるかもしれませんよ?

是非、取り組んでみてくださいね!