from 高柳 渉
前回のブログでは、お客さんが手に取りやすく、あなたの商品やサービスを体験しやすいフロントエンド商品(FE商品)を導入して、集客力をアップしよう!ということをお伝えしました。
まだご覧になっていない方はこちらから
では、今回はFE商品を導入して、集客力をアップした後にやるべきことをお伝えしていきたいと思います!
FE商品には限界がある!
FE商品を導入するメリットは、FE商品は無料または安価という特徴があるため、お客さんが手に取りやすい、お試ししやすいというメリットがあります。
しかし、その反面デメリットもあります。
それは、FE商品は無料または安価なため、利益にならないということです。
FE商品の目的は、あくまで集客です。
そのため、利益を確保するためには異なる方法で利益を得る必要があります!
ビジネスでしっかりと利益を得られなければ、ビジネスを継続することができませんし、しっかりと利益を確保しなければ、あなたが生活していくことも大変になってしまいます。
ただ単に集客するだけでなく、しっかりと利益を得ることの方が大切なんです。
むしろ、しっかりと利益が残るビジネスが作れているのなら集客は必要ありません。今いるお客さんを大切にするだけで、ビジネスは継続していけます。
利益を得るためには、、、
集客を目的としてFE商品を導入したら、その後は必ず利益を得ることを目的としたバックエンド商品(BE商品)を用意しましょう!
【FE商品で集客 → BE商品で利益を得る】
このようにお客さんに歩んでもらいたいプロセスをあらかじめ作っておきましょう。
例えば、小学生向けのスポーツ教室だと、
(FE商品)1ヶ月間無料のスクール体験で集客をして、
(BE商品)定期のスポーツ教室に入会してもらう。
FE商品では売上は0円でも、その後に入会してくれれば一人につき月額6,000円の売上になります。
もし2〜3年継続してくれれば、FE商品では売上は0円でも、
BE商品での売上は、6,000円×12ヶ月=72,000円になります。
24ヶ月になれば144,000円、36ヶ月になれば216,000円となります。
さらに、定期的に行うスポーツ教室をFE商品と捉えて、
BE商品を週末に集中グループレッスンを開催したり、コーチと1体1のパーソナルレッスンを導入したり、夏休みなどの長期休みにスポーツ合宿や自然体験のような宿泊型イベントをBE商品として作ることで年間の売上が大きく変わります。
僕のサッカースクールでは、サマーキャンプやものづくり体験などを行なっています!(コロナで昨年はできませんでしたが…)
他にも夏休みや冬休みに短期集中サッカースクールなども開催しています。
例えば、
一泊二日の1名2万円のサマーキャンプだと、1名2万円×10名=売上20万円になります。
参加費5,000円のものづくり体験では、1名5,000円×10名=売上5万円、
3日間1名1万円の短期集中サッカースクールでは、1名1万円×10名=売上10万円、
というようにBE商品を揃えれば年間で35万円の売上を作ることができます。(もちろん、経費も掛かりますが今回は割愛します)
開催回数や定員数を増やせばより売上を伸ばすこともできるでしょう。
説明したように既にいるお客さんにBE商品を用意して、販売するだけで売上を上げて、利益を確保することができます。
FE商品を取り扱っているだけでは、利益を得ることはできません。
FE商品で集客を行った上でBE商品を販売して、売上を上げて利益を残す。
この【FE商品 → BE商品】という販売プロセスを作ることができれば、しっかりと利益を残せる強いビジネスを作ることができると思います!
あなたもこの販売プロセスでしっかりとしたビジネスを作ってください!
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